会津のホテルでの設備管理の仕事は、 ひどい時で1日2万歩、平均1万5千歩歩いてた。
その割に、足の筋力が低下してて持続力が今ひとつ。
作業してて、足が疲れる感じがしていた。
夜も寝ていると、なんだか足が重くなってきて、途中で起きてマッサージしたりもしてた。
ここまで体力も気力も毎日使い果たして来てたのに、筋力が落ちてるのかなと、不思議でならなかったが、その理由はいまでもわからない。
で、何を書いてるのかというと、登山するための体力につての俺の見解。
それは、マラソンに対しての俺の見解との関わりもある。
マラソンとか一生懸命やってた時には、会社で興味あるやつが、いろいろ聞いてきたりしたので教えたり、ネットで知り合った人とレーシングチームに入って、薀蓄を述べ合ったりして時代があった。
結構楽しかった。
その中でも俺はそんなに早いほうじゃなくて、6分/Kmくらいだったから、頑張ってサブスリーが目標なんてやってた。
残念ながら、転勤とかいろいろあって、結局マラソンからも遠ざかった。
その後もコロナで、軒並み市民マラソン大会が中止になったり。
話を戻すと、走り始めてしばらくした人たちは、マラソン大会や、登山などでも特に富士山に登るなどで、どのくらいの体力が必要なのか?
練習はどれだけやったら心配なくゴール出来るのか?って不安に思ったりする。
それで、だいたい俺の経験から、このくらいがいいよってのがあった。
以前もここにかなり論理的に書いたが…
これから話すことは、あくまで俺の思う事であって、個人差もあるので、興味のある人は参考に留めてほしんだけども。
社会人になってから、マラソン25年やった経験からの話。
まず、無理しないで頑張って!とかマラソンについていう人が多い。
はっきり言って、どんなに練習したって、無理しないでフルマラソンなんて完走出来るわけがない。
よって、そもそも無理して走りますから。
次に、わずかな練習でも富士山は登れるとか言ってる人がたくさんいるけども、それもね、マラソンと同じことで、登れるけど、けっこうひど目に合います。
こういうハードなスポーツには、必ずリスクが有るから。
それを承知して、トライするってのがまずは前提。
本題に戻すと、まずはフルマラソンから話をすると、42kmを走り切るには、それなりの練習が必要なのはわかると思うけど、それがどのくらいなのかって不安に思う人がいると思う。
ざっくりだけど、俺の計算としては、まず、月間の走行キロ数は、
目標とする大会の距離×10×0.5=月間に走っておいた方がいい最低ライン
フルマラソンを例にすると、
42km×10×0.5=420/2=210km
だいたい一日7kmくらいは練習で走っておきたいかなと。
それとプラスして、大会前2週間くらいに、一度、目標大会の、1/2〜2/3くらいを、大会を想定して走っておく。
あまりレースの直前で長い距離を走ると、一般の人が故障するリスクが大きくなる。
せいぜい2週間前くらまでにしておくといいと思う。
これはあくまで俺の練習法だから、もっと厳しい事言ってる人もいるだろうけども、一般ランナーが5時間を目標にすうるなら、これで丁度いいと思います。
登山については、これはただの体力だけでなく、経験とか勘とかも必要。
でもさ、そういうのが一番わからない所。
特に、登山やってるベテランは、とかく自分は特別だと、むずかしい事を言いたがる。
それで酷い目にあったのが俺だから。
まず、富士登山に行くなら、よっぽど信頼出来る人以外、できれば一人で登った方が良い。
どうしてか?
ほとんどの高山病にかかる要因は、いっしょに行った人間に合わせて登ろうとして、無理をしてしまうことに有る。
気の知れた仲間と楽しく登ってると、特にペースアップして、高山病となる。
俺はそのベテランと最初に富士山に登り、まんまと高山病になり大変だった。
2回目以降、一人で登ってるが、多少、頭が痛くなる時もあるが、最初ほどではない。
ベテランで、いっしょに連れて行ってやる側は、自分は後ろから登って、ペース配分や、相手の顔色とかよく観察して、登っていく必要がある。
なかなかそういう謙虚なベテランって、いないんだよ。
で、山の体力練習は、むずかしい話はすっ飛ばすが、いちおう俺の理論では、
山の高さ×3=休まないで走れる体力
例としては富士山だと、
3776m×3=11328 だいたい11kmくらい休まず走れる体力があったら大丈夫。
あんまり低い山には、これは当てはまらないし、勾配のきつい山にも当てはまらない。
あくまで目安だから。
登山に行って練習するのがいいが、それも日常は出来ない。
この計算式でやれば、だいたい10kmの大会に出場すると仮定して、マラソン計算で練習をしておく。
10×10×0.5=50km
50÷30=1.6km/日
一日1.6kmのジョギングをしておくって感じになる。
余談だが、俺自身が自分の体力勝負で登山する場合は、もう少し厳しくやっていて、よく行ってる加波山は低い山で709mだが、こういう低い山の場合は、標高×10で計算してて、それをだいたいの休まないで走れる距離としてる。
この山の場合は、7kmを休まず走れる体力が必要って感じで。
低い山でも、縦走したりして、急勾配のアップダウンをこなしていかないとならないケースが多い。
ちょっと体力あった方が良いしね。
来月、俺も登山を開始するので、本当は雪が降ったら行くつもりだったが、もう降りそうもないから、体力づくりをやってる。
6kmくらいは走れるようになってきたので、もうあと少しなので、頑張ろうと思っています。