ブリブリのさらなる人生

無職からどう復活し、その先まで…

マーラーとシューマンの交響曲の似てる部分

たまには真面目に音楽の話。

最近車通勤になって、行き帰りに音楽をけっこう聞くようになった。
これまで、会社まで歩いて3分だったし、一人暮らしで音楽とはけっこう遠のいてた感じがする。

改めて、ロック、フュージョン、クラシックなど聞いてるが、最近聞いた曲に、クラシックでは、シューマン交響曲第3番があった。

俺もけっこう好きな曲で、これまで何度となく聞いてきて、スコアも持って居る。

それで本題がだが、それからすぐマーラー交響曲第1番を聞く機会があり、最後までじっくり聞いたのだが、あれ?!って思う部分があった。

それは、第4楽章のファンファーレ調な部分だった。
これ、どっかで聞いたよな〜と。

それぞれの曲を単独では何回も聞いてきたが、連続して聞いて、気がついた。

シューマンの第3交響曲の第5楽章に、同じパッセージがあった。
それで、スコアを引っ張り出してきて見たが、やっぱ、雰囲気もぴったり同じ。

詳しい話をすると、かなり専門的で長くなるので、割愛するが、年代的にも、もちろんマーラーシューマンの真似と言うか、イメージが似てしまった部分があるんじゃないかなと思う。

このシューマン交響曲は、もともとシューマンはあまりオーケストレーションが上手でなく、俺も何度かそのことは取り上げたが、楽器の使い方もイマイチで、指揮者が演奏する際に、手を入れたりする事が多かった。

これをこの辺まできちんと読んでる人は、おそらくはクラシックファンだろうから、マーラーが指揮者だったのは言うまでもないと思う。
そのマーラーが、シューマン交響曲第3番のオーケストレーションに手を入れて、マーラー版として現存し、今日まで歴代の指揮者に採用されている経緯がある。

かなりマーラーはこの曲を研究していて、そのうち、自分の曲に断片が映り込んだ…って感じなかなと思う。

興味のある人は、じっくりと聴き比べてみてください。
他にも、何かの発見があるかも…


マーラー交響曲第1番
https://youtu.be/cqVIMEQfEd4

投稿された画像
投稿された画像