ブリブリのさらなる人生

無職からどう復活し、その先まで…

Diary of my life 32 6月1日の今日から半分独り立ち

6月1日水曜日。
勤めて1ヶ月経過し、先輩は月と木と来て、後は有給消化って事になった。

今朝は、目玉焼きトーストを作ろうとしたが、フライパンにこびりついてしまって、駄目だったので、フライパンを新調したいと思う。

予定通り会社に出勤する。
空調機エリミネーター(空気中の水分をろ過する水切りフィルター)の清掃を、土曜日に出勤してやらないとと先輩が言い出した。
6月の土曜日は全て出るつもりはなくて、5月の予定を全部6月の方に移したから、土曜日に出ることはできないと言った。
すると 先輩はそれだったら残業するしかないから、今日は残業だと。
さらに自分一人でやった時には4時間かかったから時間がかかると言われた。
土曜に休出をするのはいいが、残業はしたくないって口ぶりだ。

この会社のおかしいのが、土曜に出ると残業はつかず、17時過ぎて仕事をすると、残業がつくという。
それも変なんだよなー、週40時間労働を超えたら、その分残業で請求できるって俺は考えてたし、それを5月2週目に部長が来た時に確認して、40時間超えたら残業になるから、残業申請していいとも言われた。
1週間の労働時間は、この職場は36時間15分。
法定の40時間まであと3時間45分の余裕がある。
これだってさ、休憩が1日1時間45分あるって就業規則に書かれてるんだけど、そんなに休憩として休めないよ。
お客から施設の破損や修理などでの呼び出しがあったりと、なかなかそこまで自由な時間は取れない。
あったとしても断続的で精神的にもくつろげないし、しかもここから離れるなって部長からも言われ、休み時間の拘束まで違法にされてるわけだから。
それこそ、意図的に出来もしない休憩を多くして、労働時間を40時間以内の36時間に抑え、余った4時間分を土曜に回して、土曜出勤しても残業はつかないようにしてるって考えちゃうけどね…

ぶっちゃけ言うけど、エリミネーターの清掃が必要なんて、前からわかってたって口ぶりだったが、5月末の最後の立会いの日だって、午前中空いてたし、百歩譲って、その日も半ドンにしたかったからって言うなら、6月の予定に入れたらよかったんだよ。

自分だって 6月から週2回しか出てこない。
金土日って3連休で、その間の土曜日に、あえて出てくるかな?
しかも 土曜日に半日しか出なければ、お金は支払われないって分かってるのに。

どう考えてもタダ働きしたくて、土曜日に半日だけ出ようっていうスタンスとしか思えないんだよな。
家庭的に家に居たくないって感じだし。

それでいて、この会社は土曜日に出てもお金が支払われないと不満を漏らしてる。
言ってることと、やってることは矛盾だらけだろ。

キリがないので先に進む。

今日も時間前にこれから雨が降るから、屋根の上の雨水を流す、ルーフドレインと言う排水溝の周りの掃除をしようとのことで、別館のほうに出向いて作業。

作業者の後ろの窓からしかテラスに出られないので、早くやらないと人が出勤してくるからとか言っておきながら、もうほとんど人が来てたしね。
すみませんと言いながら、窓から外に出ての作業。
実際、ゴミはそんなに堆積もしてなかった。
それもさ、今日やらなくてもいいことだったし、やらなきゃならないんだったら、繰り返しになるが、この前の土曜の午前中があっただろうって。

もしかしたら先輩は、仕事してるって見てもらいたくて、適当に仕事作って動き回ってるのか?って疑惑も浮かんできた。

戻ってきて、今度は本庁舎の方をやろうってことになったが、 電力の記録などをしなきゃならないから、とりあえずは終了した。

小学生が市役所を見学に来ると言うので、 エアコンの調子を見に行った。
ついでに、今後だが議会が開催されるのもあるので、議会室の中の状況確認。
その途中に、ルーフドレインの葉っぱの集まりを発見して、除去する事になった。
今やっておけばそんなに時間がかかることでもないし、後で俺一人になった時助かるから、それはやりましょうって話に。

清掃道具は2セット持って行って、手分けしてやりましょうと言ったが、一つでいいと言われ…結局広い屋上でもって大変になり、先輩が、やっぱほうきは2本必要だったと言った。
今更なので、俺が手で落ち葉を集めた。

人の意見をきちんと聞かない…やっぱ若く見えても、中身は頑固な年寄りそのものだなと感じた。

65歳でこんな柔軟性がなかったらどうするのか…
こまごまと、いろんな事に神経質で疲れるんだよな。
明日の用紙を準備するのも、必ず16時の記載の後からするとか、PCで入力しても、明日の入力位置にカーソルを持っていってセーブしておくとか、鉛筆や消しゴミや、その収納位置、方向まで決まってるし、クリアファイルの中に一時的に保管する文書の方向さえも決まってる。
それに、ああだこうだうるさい。
俺はここまで神経質じゃないので、疲れるばっかりなんだよな。
たぶん、家族からも…って思われてる所があるのかも知れない。

今日は電気主任が来ての、月齢の電気設備点検だった。
俺がいる機械室の隣が電気室で、そっちの検針も行ってはいるが、6600V系列が集まってて、そこも点検する。
それが、この日に限って、この設備にアースが取れてない部分があると今頃になって指摘があり。
先輩が慌てて、なんで今頃?と意見を言ったが、電気主任も申し訳ないがかなりの高齢で、入れ歯なのか何を喋ってるかよくわからない所もあった。
先輩が対応してて、とりあえず、ここの施設が改築されたのは、もっとずっと前の話だから、それから今日までずっと気がついてなかったって事?って話になって。

それで、先輩が建築設備担当と、こちら関係する施設管理担当を呼んで、電気主任から話をしてもらう事になった。

呼んだ部門は、席も隣同士で、いっしょに動いてることもあり、先輩とも顔見知りではあった。
それが、その建築担当から、電気主任とは口を聞きたくない!と言われてて…
はて?と思ったが、先輩がまあまあ〜となだめて、ようやく電気主任といっしょに電気室に入る始末。

私情を仕事に持ち込んでるのか?って考えた。

電気主任から説明があって、結局電気主任を押し切るように、今更な話だし、これでやってきてるんだから、工事するには一大事だから、このまま放置する事になった。

設備担当が帰ってから、先輩が電気主任に事情を聞くと、数年前の話になるが、なんでもその設備担当が、別件の電気設備の増築で、入札に電気主任の会社に打診しなかったって事があったらしい。
それで、電気主任が抗議したが、この設備担当が門前払いをくらわしたらしく、態度が悪いと怒ってお前じゃ話にならないから、上司を呼んでこいと電気主任が言って、かなり揉めたって経緯があったようだ。
この電気主任も、いつも自分の武勇伝しか話をしないから、どこまで本当かはわならいが…
でも、どちらかが悪いってわけはなくて、設備担当も、ここの市役所では、他でも衝突があったり態度が悪いので有名らしい。

年齢的には40代なかばって感じかな。
自分に少し権力がもたらされると、その使い方を誤る人は多い。
ひとえに人間性としか言いようが無いが。

それから、明日は雨って予報だったので、今日のうちに池の清掃をやっておこうと俺が進言した。
もう10時を過ぎてたが、そのそこから汗だくになるので、ユニフォームの着替えは無いので、持ち込んだつなぎに着替えて準備し作業に入った。

明日、俺が一人で作業するはずだったが、それを先輩が心配してる…というか、気が気じゃないって感じだったし、いるうちにもう一度手順を確認して置きたかったのもある。

30kgあるポンプ運び、それを使っての池の底に溜まってる苔や糞を吸い取り、その後も、水中フィルターの清掃を行って、最後にさらに網でゴミをすくうのだが…
晴天で熱くて、こちらは、つなぎにウェーダーを着てて、池の中に入って作業して、汗だくで、他の人から大変だねと声をかけられた。

先輩は相変わらず、ああだこうだと言ってたが、今月で居なくなる人だからと我慢して文句も言わず話を聞いた。

1時間半を経過して、ようやく終了した。
終わったっていうのに、先輩は気に入らないのか、また網をもってきて水中に巻き上がった糞をすくってた。
これはポンプで吸い込んでかきまわしたから仕方ないことだし、明日になったら落ち着くって先輩が自分で言ってたことなのに…
他の人が観たら、俺が清掃し忘れたって感じで、こんなそれみよがしな事、他の人の前でやってんだからさ…なんか嫌な感じでしか無いよ。
そういうのは、これだけじゃなく、他の作業でも先輩にはやられてる。
どうしても必要なことなら、さらに指示をして最後まで作業させてくれた方が、きっちり覚えるしいいと思う。
それが緊急なら先輩がやっても仕方ないが、でも、池なんてね…

それで、ようやく戻って、着替えて椅子に座ったと同時に、他の点検に行くからといい出した。
これも何度も書いてるけど、こういう必要があるから、点検に行きましょう…ってのじゃない。
自分は行くけどね、君はどうするの?って態度。

もう11時半もまわってたし、だいたい俺は腰を曲げて、掃除機をやるみたいな格好で作業してて腰が痛かったし、休憩なくやってた。
以前の職場でも、高齢の先輩がそうで、自分が作業せず俺にやらせておいて、その間は暇して何もしてなかったのに、俺が作業を終了したら、間髪をいれずに次の仕事を与えられ、先輩が席を立って向かおうとする。

面白いことに、この役所の先輩も前の人とおんなじ。

だが、今回は俺もせめて水分補給くらいはしたかったしと、その仕事、急ぎじゃなきゃ、午後にしましょうと言った。
急ぎのわけないし。

それが先輩は、積極的にあれをやろう、これをやろうと、相手を引っ張って指導をしようとする姿勢ではないから、俺が逆の事を言うと、時々折れてその通りにしたりする。

自分で命令して、何かをやらせるよりも、誰かに命令されて、それに従ってやってきたって人なんだな〜と思った。

この人の悪いところは、時間外にやってますアピールをしすぎる。
たとえば、この前の車椅子修理でも、顧客は12時15分から45分休憩だが、こちらは12時から一応13時45分まで休憩。(実際そんなに休んでられないけども。)
で、顧客が12時過ぎにやって来る事が多いからか、12時になってお弁当にしようなんて言いながら、自分は食べないで何かをしてる。
食事してる所に顧客が来るのが嫌なんだろう。

けれども、同じ屋根の下に居ても、作業として請け負ってる内容によって、費用が支払われてるわけで、こちらがいつ休憩しようが、依頼された作業をきちんとこなしてれば、何の問題も無い。
先輩自身もそんな風な事を言って置きながら、またしても裏腹なパフォーマンスをやり続ける。

朝は早くから、顧客がいるのに、そこからしか出られないって事で、その後ろの窓からテラスに出て清掃したり、それもやってますアピールだろう。

また、直接担当が土曜出勤が続いてるのがわかっていて、自分も土曜出勤を続けてたのかも知れない。

いずれにしても、こういう事で顧客に評価してもらっても、こちらは給金が上がるわけではないし、余計な仕事が増え、さらにその契約外の仕事で怪我をしても、勝手に自己判断で仕事をやったってことで、労災も降りないし、どこからも褒められはしない。

その事で、後に他の人からも警告をもらったりもする。

午後は、午前中に俺が池をほとんどやったので、その他の点検を行った。
実際に、特に仕事という仕事はなくて、夕方は暇で雑談などしてた。

そんな中で、先輩の話になったので、もう週に2日しか来ないし、聞きづらかった前の会社の退職理由について聞いてみた。

そしたら、都内のAビルの、設備管理員の所長をやってて、その職場がビルの建て替えで閉鎖になる予定となった。
ちょうどその時に、別の場所のBビル管理の副所長に来ないか?と打診があったと言う。
所長から副所長へ降格しても、条件が良かったらしい。

いろいろむずかしい背景を説明されたが、簡単に言うと、そのオファーがあったBビルの管理会社は大手で、Aビルの管理会社の親会社だった。
実は先輩が昔働いてた会社で、もう一度戻ってきてほしいと熱望されたとか…
それで、先輩がきてくれるなら、そのビルのビル管理を、Aビルの管理会社に委託してもいいと言う話しだったらしい。
自慢するようだけど…って言ってたが、積極的に人を育てる、指示をして円滑に作業を進めるって器の人では到底無い訳で、こんな話は申し訳ないが全然信じられることではないと感じた。

その新しく副所長として勤務する面子だが、副所長は3名で構成され、それが過去にいい思い出がない知った人間で、それが上に立ってるから、言っても馬が合わないし、仕事を押し付けられるばっかりになるのは目に見えてるので、だから行かないで退職したって話だった。

なんかね、期待されてるのに、高給取りだったのをそんな理由で辞めるかね?って思ったけども。

所長と馬が合わず、他の副所長2名とも馬が合わないって、それはあなたにも問題があるからでしょ?ってしか思えない。

なんか、全然共感出来ない武勇伝を話してもらったって感じだった。

それから定時になる前から、先輩がまたしても勝手に準備をはじめ…
万事がこういう勝手な振る舞いで、俺は座ってていいのか?って所で、何を手伝いますか?と、またしてもこちらから指示を仰ぐ。

具体的な説明もあるかといえば無いんだよねこれが。

それで定時になったので、2人いるから手分けして作業するからと言われた。
俺はこの作業をこれから一人でやるんだから、他の作業してて、こちらのことはわからないじゃ通らないので、先輩がやる作業を最初に教えてもらってから、俺は別の作業をしますので…と断って、その通り作業がスタートした。

それで、結論から言うと、4時間かかる所を3時間で終了した。
途中、休憩もなかった。

しかし、もう一言文句を言うと、大変に先輩は効率が悪い。
いちいちチェックが多すぎる。
これから機会を操作するので、中に人が居たら危険だとか、そういうチェックは必要だが、どうでもいいチェックなどはむしろしないほうがいい。

最後になって、ここに来てはじめて、先輩からジュース1本ごちそうになった。

今の時代、呑みに行くとか、そういうのは無くなったが、俺だったら親睦を兼ねて、食事くらいは誘ってたと思う。

それが、こちらから誘っても、断られ(笑)

自分は酒飲めないからって話しだったが、それでいいのか?と思った。

飲めなくても、話しするくらい必要だろうと。

ま、いいか。

俺の帰りが遅かったので、こんな事があって、とかみさんにひとしきり説明したが…
…これまであんたも、神経質だから、後輩とかからそう思われてたんじゃないの?…と言われた。

たしかに、度合いはあるにせよ、俺もそんな風に思われてた節がある(笑)

人は鏡だと言うから、俺も先輩の事を非難するだけでなく、俺自身反省し改める姿勢が必要なんだと感じた。