2023-02-16 自作詩「埋恋」 詩 自作詩「埋恋」埋恋灰色雲を背負い湿風を纏(まとい)引き連れて軀の俺は煤けてる午後の細雨落ちて来るしずくがチクチクと胸裡に突き刺さる欠けた涙刃はぎこちなく心のあちこちにひっかかり転んで擦りむき倒れたそのまま落ちて土に染み入り音も無く消えたそれは閑却され放り出され彼女の声がずっと遠くから聞こえてる終わりのモティーフが流れてる火刑台に向かう俺の耳元に…